電力業界におけるCuni30銅ニッケル合金線
銅ニッケル(CuNi)合金は、中~低抵抗の材料で、通常、最高動作温度が400°C(750°F)までの用途に使用されます。電気抵抗の温度係数が低いため、抵抗値、ひいては性能は温度に関わらず一定です。銅ニッケル合金は機械的に優れた延性を有し、はんだ付けや溶接が容易で、優れた耐食性も備えています。これらの合金は、通常、高い精度が求められる高電流用途に使用されます。
電力業界向けCuni30銅ニッケル合金線の製造工場
材質:CuNi5 CuNi10(C70600) CuNi20 (C71000) CuNi25(C71300)、CuNi30(C71500)(シート/プレート/ストリップの形状)
製品説明
Cu30低抵抗発熱合金は、低電圧遮断器、サーマルリレー、その他の低電圧電気製品に広く使用されています。低電圧電気製品の主要材料の一つです。当社が製造する材料は、良好な抵抗値の均一性と優れた安定性を特徴としています。丸線、平線、板材など、あらゆる種類の材料を供給可能です。
化学物質含有量、%
Ni | Mn | Fe | Si | Cu | 他の | ROHS指令 | |||
Cd | Pb | Hg | Cr | ||||||
30 | 1.0 | - | - | バル | - | ND | ND | ND | ND |
機械的特性
最大連続使用温度 | 350℃ |
20℃における抵抗率 | 0.35%オーム mm2/m |
密度 | 8.9 g/cm3 |
熱伝導率 | 10(最大) |
融点 | 1170℃ |
引張強度、N/mm2 焼鈍、軟質 | 400 MPa |
引張強度、N/mm2 冷間圧延 | Mpa |
伸び(焼鈍) | 25%(最大) |
伸び(冷間圧延) | (マックス) |
EMF対Cu、μV/ºC(0~100ºC) | -37 |
顕微鏡構造 | オーステナイト |
磁気特性 | 非 |
150 0000 2421